2005年 04月 07日
●名物 どうやら宮島の名物は 「しゃもじ」らしく、どこでもしゃもじが置いてる。 ご飯もないのに、そないにしゃもじだけ置かれても言うくらい、 しゃもじだらけの土地。そしてこの厳島神社の中にも 漏れなく多くが祭られてる。 一同は境内を廻りつつ写真をとりまくる。 たぶん他の観光客からみたら「ふふ、ブログにでもアップするのかしらね」と 思われてるに違いない。 境内に差し込む、海の反射のキラキラが ものすごく綺麗で幻想的。 下の海には小さいフグが泳いでた。 Mken君は「膨らましたいですよ」と残念そうに言ってた。 俺らに対しての敬語なのか、フグに対しての敬語なのか。。 そしてQちゃんは鋳物的なものをチェックしてた。 ちなみにQちゃんの職業は「金属工芸師」なので、こういうのは念入りにチェックしてるのだが 俺はこれがなんなのかさっぱりわからんし、触ったら破傷風になりそうなので 遠くからその様子を見てました。 ちなみに、前回メモに「台風で壊れてばかりの神社アホ!」て書いたけども、 こないだちょうど、TVで特集してたんやけども、台風、 洪水、満ち潮引き潮、全ての事が、完全に計算されつくして作られてる神社らしい。 それはもう、そのTVを観てたら、厳島神社の本当の凄さが分かったけども、 何が凄かったのか、翌日になったら忘れました。 興味ある方はネットででも勝手に調べてください。 話は戻り、アヤコは厳島神社の可愛いお守りを購入。 俺は、アヤコと共同で「是非あの方に」と。 きむやん土産の「幸をよそうしゃもじ」を購入。 山の上に、これまた 気合の入った古さの講堂?があり、 かなり古いランマ的なものから、装飾、デカしゃもじ連発。 「軽くでええから」言うても、このしゃもじなら 山盛りどころちゃうでとか喋りながら 写真とったり、海からガンガン吹いてくる風を感じたりで 寒くなってきたのでそこをバイバイし、 Mken君と俺は、 店先でやってる焼牡蠣を食う Qとアヤコは牡蠣が苦手らしく 「勿体無いですよね。。バカウマですよ!」と 牡蠣が当たったんちゃうか言うくらいに狂喜で痙攣気味のMken君。 ここらへんは、しゃもじのほかには「牡蠣」と「穴子」が有名みたい。 そしてもみじ饅頭。 もみじ饅頭はニーズにコビコビ具合を発揮して、 色々なバージョンがあり、俺はチーズが美味かった。 揚もみじ饅頭も、一口もらったけども、 俺はかなり美味いと思った。 揚げモノとアンコって合うよね。 他にも、穴子ちくわなんぞをもぐもぐ喰らいながら そろそろ広島に向かわねばならない。 「昼食は広島で」と考えていたのだけど、 なんやかんやつまんで腹膨れてきてしもうた。 ヤバイ。 なんてなことをみんなでギャーギャー言いながら、 フェリーは出航。 もう行きほどの「船!」言うほどのテンションは無く、 室内のビューのええ席を確保し、 遠ざかる宮島にグッバイ。 なんでかエエ天気過ぎてみんな汗ばむ。暑いし眠い。 宮島口で、穴子飯屋に客が行列を作っており、 ナンボで食えるんかって覗いてみると 2500円と書いてあったので 「誰が食うかボケ!」と一同は毒づき、 JRに乗ってさっさと広島に向かった ●広島リターンズ 広島駅までの車内ではみんな眠る。 ちょい疲れも出始めた様子。 そして暑い。なんじゃこの暑さは。 車内で汗ダクダクのケダルイ中、本当に他人にとってはどうでもエエ話 「こないだQちゃんがコンタクト無くした事件」の模様を聞きつつ 電車は広島に到着。 さあ、今から原爆ドーム。 コッチで言うところの「チンチン電車」(路面電車)に乗り、 原爆ドームに向かう。 降りる駅は「原爆ドーム前」。 なんちゅう迫力のある名前の駅であろう。 凄すぎる。 正直、原爆ドームは自分自身、何も期待をしてなかったし、 Qちゃんの意思も尊重しなければくらいのもんだった。 そして、電車は原爆ドーム駅について、一同が降りた瞬間、 目の前にあの、原爆ドームがドカーンとあるではないか。 デカイ。 思ってた以上にデカイ。というか、 近い。 逆光のシルエットが更に迫力。 電車降りたら目の前があの原爆ドームなのだ。 そら、駅名が「原爆ドーム前」やねんから、そら前やねんやろうと ちょっと考えたら分かりそうなもんやけれども、 いや、想像してたにしても、圧倒感は十分。 ドーム周りをぐるりと歩くと、石碑が建ってあった。 「このほぼ真上で原爆が投下されました」 これ読んで、なんというか、 地球で二個落とされた一つがこの真上やったんや、、、、と。 時間さえ違えども、この真上で原爆が爆発したんやと思ったら、 上を見上げてあそこらへんでっせと。 その瞬間、うわー!!!!て襲ってくるもんがあった。 ここは、スゴイとこですよ。。。。。。。。。。!!!!!!!!!! というか、この真上であの超キノコ雲が生まれるような爆発をして、 なんでこの建物が残ってるのかが不思議。 そんなことを言ってたらアヤコが 「こないだTVでその理由をやってたけど、忘れた」と、 全くガッテンボタンを押せない説明をしてくれたんやけども、 これひょっとして「なんやかんや言うて、原爆ってたいしたことないんちゃうの? 日本人、言い過ぎちゃうの?」って思ってる外人、絶対居るで。。。。。 アメリカ人は、はだしのゲンを読め!はだしのゲンを! 小学校の図書館で「うわ!漫画あるやん!ラッキー!」言うて ウキウキで読んで、超トラウマ受けるような、俺のような感じで読め!!! ここは、記念撮影するような場所ちゃうよなあと思いつつ、 シャッターはドームの外観だけにして、しばしの鑑賞。 原爆ドームの横には川が流れてて、公園になってるんやけども、 その当時はもう、その川は 恐ろしい事になってたんやろなと。 今、のどかにマラソンしてるオッサンや、昼飯を食べてるOL まあ、ブラブラしてる俺らもそうなんやけども、 時が違えばこんなにも違うもんなんかと、なんちゅうか スゴイなあ。。。。と。。 ●昼食 原爆ドームの近くから商店街が始まって、 ここがどうやら、広島市民のショッピングタウンのようで、 やっぱ「広島焼きでしょ」ということで探したが、 やっと発見した店もまだ開店してなかったので、 ブラブラ歩きながら探索。 アヤコが「ユニクロ寄りたい」「そんなんあるかー?」言うた瞬間 ユニクロ発見して、そのビルに入ってブラブラしてたら 地下にお好み焼き屋発見。 お好み焼き屋は向かい合って二店舗あったが、 俺らはほぼ「立ち食い」に近い、オープンな店を選択。 だってこっちのほうが安いもの。 狭いカウンター上には「おたふくソース」が完備。 「足らなかったらこれで足してね」ということであろう。スゴイ。 例えば、リッツカールトンに泊まったとしても、おたふくソースは完備してないからね。 なんつー太っ腹。おたふくのマークが女神に見えてくるから 空腹というのはたいしたもんである。 そして一味とコショウも完備。 恐る恐る500円のお好み焼きを注文した。 Qちゃんはまたしても大盤振る舞いで、「ももたろう」という この店最高級の品を注文。(650円) この工夫無く、金に糸目をつけない具合がむかついて来た。 まず、こういう店に入ったら「基本」を攻めてこそが王道であろうと 心の中で叫びながら、俺らのカウンターにブツがやってきた。 えー!!!???なにこれ、、、、オムソバやん!!!! 大阪でもお好み焼きは、言わずもがな 大阪国民的食べ物でもあるので、 イメージの違いに度肝を抜かれた。 大阪でも「広島焼き」というのはある。 けど、コレ全然違う!っつーか、 これはひょっとして広島焼きではないの?これはまたこの店独特の、別の料理なの? 広島の皆さん教えて!!! しかし伊賀のカバ丸か俺か言うくらいに、 お好み焼きよりヤキソバのほうが スコンクで圧勝するくらい大好きなので、これはもうたまりませんよと グワーと喰らいつく。大盛りでも良かったかも。 ここの店のこのブツを説明すると、ソバ一人前に2割のうどんを混ぜて それをジャーっとヤキソバ状態にして、 クレープのような小麦粉の生地に卵を上にのせ、ぷちゅっとつぶして キャベツを敷き、 そのヤキソバをドカっと置いて出来上がりー!みたいな感じ。 美味い。ソース具合がちょいモノ足りん気がしたので、 女神ソース(おたふく)をドッバーとかけたら、もう「好きにして!」って感じ。 「美味いわー。美味いなあー!」と一人で完全にキチガイ客のように ブチブチ言いながら即効で完食。やっぱ大盛りにすべきやった。 (ノーマルでも結構な量があると思いますよ) これで500円やねんから、そら店は常に客いっぱいやわなあと 納得の昼食でした。 よく見れば客層はほんと色々で、ワケアリの中年カップルから 小洒落たねえちゃんまで。 お好み焼きの概念が、大阪とはまたちょい違うなあと発見でもありました。 ●広ブラ 商店街ブラブラ散歩して 100円ショップ発見。首から「西日本パス」をぶらさげる パスケースを購入。 アヤコとMkenはパスケース組合に参加しなかったので、 この先々、パスを提示するときの格好良さの違いが出て来ることになる。 エエ加減、荷物も重たいので、 早々で広島を後にする。 さあ、これからが本番の「福岡」だ! 新幹線の指定を取り、 40分ほど時間があるので、 お茶でもしばくことにする。 Mken君は、その喫茶店のコンセントで、 コソっとデジカメの充電をしてた。 完全な電気ドロボーである。 ヤリのような新幹線に乗りついに博多に向けて出発。 着くまで眠ることにする。 まだ一日目 やっと午後 いつになるかわからんけども、 次回新キャラ登場して福岡屋台へ!
by yamasakki
| 2005-04-07 00:35
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